我が家のオリーブ挿し木データ
- 挿し木した日:2023年2月15日
- 鉢上げした日:2023年10月20日
今年の夏、オリーブの管理失敗しました。
7月まではいい感じだったのに、、、。
オリーブの挿し木歴1年8ヶ月、育っていたオリーブが枯れるという現象に初めてぶつかりました。育てていた6本のうち3本の葉が落ちてしまい、改めてオリーブの管理の難しさを実感。
今年の敗因は夏場の水の管理です。(他にもあるかもしれませんが・・・)
この記事では、私が実際にやってみて気づいたコツや反省点を分かりやすくお伝えします。
オリーブを挿し木から育てたい人にぜひ読んでほしい内容です。一緒に成功を目指しましょう!
12〜7月の管理方法
12月〜7月も基本的にはこれまでの管理と変わりません。
違うところは、寒さ対策と肥料を追加しました。
- 直射日光の当たる外(ベランダ)に置く
- 土の表面が乾いてから2〜3日後に水をたっぷり上げる
- 気温が5度以下になりそうな日は室内に入れる
- 3月ごろに置くタイプの追肥
それぞれ詳しく説明しますね。
直射日光の当たる外(ベランダ)に置く
湿気が嫌いで日光が大好きなオリーブ。風通しの良い野外で育てるのが基本です。
ベランダで育ててる我が家は季節によって日が当たる場所が変わるため、季節によって置き場所をベランダ内で変えました。
土の表面が乾いてから2〜3日後に水をたっぷり上げる
水やりのたっぷりとは、鉢底から水が流れ出すのを5回ぐらい繰り返しました。
このように水をあげるときはたっぷりあげていたので、水のあげすぎによる根腐れを恐れて、スパルタで乾燥気味に育てていました。
なので、水やりの頻度は1〜2週間に1回程度でした。
冬気温が5度以下になりそうな日は室内に入れる
雪が積もる地域でも外で育てられるオリーブですが、まだまだ赤ちゃん木で根も幹も小さいのでさすがにに心配です。
植物は霜でダメになるとも聞くので、霜がおりそうな気温が5度以下になりそうな日は室内の日が当たる所に移動しました。
ただ私の住んでいる地域は温暖なので、5度以下になる日は少なかったです。
3月ごろに置くタイプの追肥
春になって暖かくなるとどんどん成長していくので、その成長の助けになるよう追肥しました。
使用したのは数年前にホームセンターで買った、土の上に置くタイプの白い粒の化成肥料です。
8月に初めての水切れ?葉がくるっとなり茶色へ
背の高い三男三郎の葉に異変が・・・。
この写真は異変に気づいて慌てて水をあげて、鉢ごと水に浸しているところです。
このとき気づいた異変は下記のとおりです。
- 葉の色が薄くなっている
- 葉の端のほうから茶色くなっている
- 葉の裏側の方にクルッと丸まっている
時系列はこんな感じ
- 8月3日 :水をあげる
- 8月7日 :土はまだ湿った色をしている
- 8月10日:異変に気づく
7日間も水をあげてなかったんです。
強く育てたいからスパルタ気味に育てたほうがいいからと言ってこの猛暑にあまりにもスパルタすぎる。
スパルタを通り越してもはや体罰。ごめんねといくら謝っても謝りきれない。
その後はすべての葉が茶色くなり、すべての葉が落ちました。
つづいて10月にも異変が
三男三郎のことがあって、水の管理には気をつけていたんですけど、10月に次男次郎、五男五郎にも異変が生じました。
次男次郎は葉の数は残ったまま茶色く枯れ・・・。
五男五郎は、手で触ったり風であおられたりすると、緑色で健康そうな葉が落ち、やがて葉が茶色くなり葉が落ちるという感じです。
このとき五男五郎で気づいたことは、葉の付け根が茶色くなっていました。
茶色いということは、水がここで止まっているのかも・・・?
そしてその後、三男三郎と同じように、葉が茶色になり枯れて落ちてしまいました。
鉢上げ後初めての1年を過ごしての気づいた水の大切さ
夏に冬よりも水が必要な理由
夏に植物が冬よりも多くの水を必要とする理由を、パープレキシティAIに小学生でもわかるように簡単に説明してもらいました。
以下の通りです。
- 暑さで乾きやすい:夏はとても暑いので、土や植物から水がすぐに蒸発してしまいます。だから、植物はたくさんの水を必要とします。
- 成長が活発:夏は日が長く、植物が元気に育つ季節です。成長するためには水が必要です。
- 水分で体温調節:植物も人間と同じように、暑さから自分を守るために水を使います。水があると、暑さで弱らずにすみます。
- 根の呼吸:植物の根は水分だけでなく、空気も必要です。水をあげることで、土の中に新しい空気が入ってきて、根が元気になります。
- 水やりのタイミング:朝や夕方に水をあげると、土が乾きにくくていいです。昼間は暑すぎて、水がすぐに蒸発してしまうからです。
なるほど!
なんとなく夏暑いから水は乾きやすい(洗濯物と一緒)と思っていたけど、こんなに理由があるとは。
特に「水分で体温調節」それは知りませんでした・・・。水をもらえなかったオリーブ達はさぞ暑かったでしょう。
改めて反省。
※ちなみに、私が住んでいる地域で最高気温が35℃以上だった日は、7月は11回、8月は26回、9月は14回だったそうです。(気象庁のHPより)
そりゃ暑いわ。涙
反省と改善
いつもは、土の表面が乾いても鉢の中は湿っているから〜と、土の表面が乾いても余裕をかまして2〜3日後に水をあげていました。
暑い時期は土の表面が乾いたらすぐ水をあげるぐらいでよかったのかも。8月から目に見えて枯れ始めたけど、7月もとっても暑かったから、7月からすでに乾きが始まっていたのかもですね。
同じように水やりをしていても、葉が落ちた株と元気な株があるので、個体差もあると思います。また、次郎と五郎は、水やりに気をつけていても葉が落ちたので、水不足以外にも原因はあるのかもです。
これからどんな変化があるのか、見逃さないようにしっかり観察します。また、今年は3月に家にあった肥料をあげただけだったので、これからは肥料のことも勉強して、もっと栄養を与えて元気にすくすく育ってほしいと思います。
まとめ:植物は生き物なのできちんと観察して植物の要望に応えれるようにする
水の管理に失敗した原因は、私の観察不足です。今年の夏は特に暑くて、私(人間)は外に出たくないほどの暑さで、オリーブ達の様子を見ていない日もありました。
毎日見ていれば乾いていることにもっと早く気づけたはず。
本当にごめんと後悔の気持ちでいっぱいです。
夏場は植物にとって水分が特に重要となり、冬に比べてより多くの水を必要とします。
適切な水やりは、植物を夏の暑さから守り、健康的な成長を促進するために不可欠です。
来年の夏は同じ失敗を繰り返さないための教訓になりました。
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